幕末の英傑坂本竜馬を尊敬してやまない人気俳優武田鉄矢が原作(文芸)を執筆、忍者漫画『あずみ』で大ヒットの漫画家小山ゆうが作画を担当した、竜馬を主役とする史劇コミックのアニメ化。長きにわたる江戸幕府の治世が終焉を迎えようとする前夜、土佐藩(現在の高知県)に生まれた坂本家5人兄弟の末っ子竜馬。彼はなかなか寝小便のくせが治らず、児童期は学問も剣術も今ひとつだった。だが人柄はよく、心に抱く夢は大きい。やがて剣の才覚に目覚めた竜馬は土地の人気者となり、武士の子で優等生の武市半平太、足軽の子岡田以蔵と三人で親友トリオを組むようになる。やがてそんな竜馬たちにも、甘い恋のときめきが……? 『ふしぎの海のナディア』『ひみつの花園』に続く時間枠のNHKアニメとして放映され、日本ヘラルド映画とアニメーション21が製作を担当。監督は、タツノコプロ作品などで大活躍の...
修一(緒形拳)はある玩具会社の苦情処理係の課長。何事にもストレートで言いたいことをはっきり言うため、出世には縁遠いが、仕事はうまくこなしていた。妻の早紀子を亡くしてから男手1つで3人の娘を育てあげたが、女性に惚れやすい為、なかなか落ち着かず、亡妻の友人姫子(渡辺えり子)を初め、あちこちで恋人を作っていた。ところが、秘かに想いを寄せる真澄(伊東ゆかり)の前では勝手が違い、うまく気持ちを伝えられない。長女あやめ(清水美砂)は一家の母親役として、次女のかなえ(つみきみほ)や三女のさなえ(渋谷琴乃)から、父親らしいことをしない修一以上に頼られている為、恋人よりもまず家族を優先させねばならず、毎日家と会社の往復で疲れていた。そんなある日、あやめの恋人喜一(伊原剛志)が正式に結婚の挨拶に来ることになった。問題は頑固オヤジだが…。2人は無事ゴールインできるの...