美貌のデザイナー高桑万里(MIE)をめぐり、その恋人や友人たちが繰り広げるラブコメディ。話数カウントはNo.11。
万里と会社員倉沢潤一(布施明)は恋人同士。しかし万里に商品デザインを依頼した元レーサー矢島直人(西城秀樹)が万里を口説き始める。一方、万里の友人で倉沢と同じ会社で働く平野小枝子(朝加真由美)が不倫の悩みを倉沢に相談して急接近。また矢島の店で働く柴川正樹(野々村真)は、レーサーを目指す傍ら、万里の妹朋江(藤井一子)に心を寄せるが、朋江は杉本高志(保阪尚輝)に声を掛けられる。
オープニングでは実際のオートバイレースやモトクロスの映像を使用していた。同じ木下プロ制作の『毎度おさわがせします』シリーズや『夏体験物語』のような人気は出なかった。
本作をもって『あんたがたどこさ』以来14年続いたTBS火曜9時枠の連続ドラマは一時中断。19...
8年間の婚約に男はピリオドを打とうとするが、DJに生きがいを求める女は結婚を拒否する。「これまでも民放では放送局を舞台にしたドラマがいくつかあったし、また現にあるけれど、NHKがこのテをやるとは思わなかった。このシリーズの主眼はタイトルのとおり〝人間模様を描き出すことにあるのだから、放送局が舞台になってもおかしくはない。しかし、ストーリーの展開にやや無理があるようだし、人物像の描き方が鮮明でない。理屈をこねくりまわす必要はないが、このままでは舞台が放送局である必要もまたないような気がする。放送局が放送局を描くのだから、もっとこまやかに描いても良いのではないか?もっともあまりていねいすぎると嫌味になる恐れもないではないが……。
『橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命』(はしだすがこドラマ おんなはいっしょうけんめい)は、1987年10月5日から1988年3月28日までTBS系列局で放送されていたTBS製作のテレビドラマである。全25話。放送時間は毎週月曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)。
生ワイドショーと生ドラマ、それに15分のVTRショートドラマを合体させた長時間スペシャル。大原麗子がメーンキャスターと主演女優の二役に挑戦。なお、当初は鎌田敏夫脚本のドラマも予定されていたができあがった番組では鎌田作品はない。このほか、師走の町の模様や小比類巻かほるのドキュメントも。「マニゴンバゴンタオン」はフィリピン語で「あけましておめでとう」の意。早坂暁は本作で書いた「哀しや女ずもう」を題材として1991年に『女相撲』(TBS)を発表した。星田良子の演出デビュー作。「たまたま早坂暁脚本の演出家だけが決まらずに残っていたので、星田(良子)はプロデューサーの中山(和記)に、演出をやらせてほしいと頼み込んだ。ニューヨークに出張中だった中山に、便せんで15枚にもわたる長い手紙を書いて、どうしても演出をやりたいという希望を述べた。この長文の手紙を送りつ...