第1回ATP賞個人賞(武敬子)受賞。「アメリカの病院に勤めていた野々村隆之(宇津井健)が契約期間を終え帰国、亡くなった父が20年前に開業した野々村病院の2代目院長に就任する。ところが、金儲け主義に走る院長代理の木井省三(津川雅彦)が経営の実権を握っていたため医療の心もすさみ、病院は腐敗しきっていた。正義感に燃える隆之は、早速、病院の建て直しに乗り出すが…。【ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」第10回よりクレジット部分にサブタイトルが入った。各回のサブタイトルは以下のとおり。第十回「来訪者」、第十一回「再会のとき」第十二回「女の友情」、第十三回「男の斗い」、第十四回「新しい芽」、第十五回「二人の世界」、第十六回「心の聴診器」、第十七回「裏の裏」、第十八回「女ごころ」、第十九回「結婚申込」、第二十回「惜春の唄」、第二十一回「母になる人」、第二十二...
日本テレビ開局30年読売テレビ開局25年記念番組。「土佐藩郷士坂本竜馬は、上士と郷士の間に厳しい差別がある治政に腹を立て、武市半平太を中心に同じ郷士らと土佐勤皇党を結成した。まもなく、同志の岡田以蔵らが、藩の参政吉田東洋を暗殺。嫌疑をかけられた竜馬は、沢村惣之丞とともに脱藩して上京。竜馬は京で知りあったお竜と恋仲になる一方、長州藩の面々とも知り合い、勤皇の志士として活躍し始めた。江戸で攘夷を行おうと、幕府開明波の大物勝海舟を斬ろうと屋敷を訪ねたが、逆に海舟のアメリカの話に目を開かされた。アメリカでは町民も"将軍"も同じシューズをはいているという話に感激、日本もそんな国にしなければいけないと考えた。さらに竜馬は、郷士の仲間を連れて、神戸海軍塾へ向かった…。芸能界きっての坂本竜馬ファンである武田鉄矢が坂本竜馬役を演じたTV長編。吉田拓郎や井上陽...
藩命により公儀隠密を斬った際、右腕を斬り落とされ、右目を失明した相馬中村藩の藩士丹下左馬介が、隻眼隻手の剣豪丹下左膳となり、「こけ猿の壺」を巡る公儀と柳生藩の争いに巻き込まれるまでを描いた作品。
刑事事件を起こしてフジテレビを退職後、映画『鬼龍院花子の生涯』で映像監督業に復帰した五社英雄が『無宿侍』以来約10年ぶりに手掛けたテレビ時代劇で、主人公の丹下左膳を仲代達矢が演じるなど、『鬼龍院花子の生涯』のキャストが数多く出演した。五社は翌1983年にも、この枠で『三匹の侍』の13年ぶりのリメイクを演出する予定だったが、映画『陽暉楼』を撮るため断り、結果的にテレビドラマの演出はこの作品が最後となった