地上から戦争が無くなり、一切の兵器の所有が禁じられた未来。地球の地上げをもくろむ悪の宇宙人宇宙不動産(宇宙シンジケート)が地球に侵略してきた。破壊の限りを尽くす巨大ロボットの前に警察は無力だった。そこへ颯爽と現れた謎のロボット。このロボットは圧倒的な強さで侵略者を蹴散らしていく。
ガラットを操るのは正義の宇宙人であり、彼らに連絡を取って助けを求められるのはキウイ博士ただひとり……、というのはキウイ博士が警察を騙すためについた嘘で、実はガラットはマイケル少年の通学乗用ロボットジャンブーを(強引に)改造したものだった。博士は、マイケルには兵器の所有がバレると罰せられると言いくるめて正体を隠すように命じ、一方、宇宙人との仲介役を装うことで警察から金をせしめようと企んでいたのだった。かくしてジャンブーとマイケル、パティーグ(ガラット2号)を駆る少女パティ...
アリスソフトから発売された大ヒット美少女ゲームを原作とする、成人向けOVA。「青嵐篇」「激闘篇」「血戦篇」の3部作で構成されている。
闘神都市で毎年開催される、武術の腕を競う「闘神大会」には奇妙なルールがあった。すなわち、参加者は美しい女性をパートナー登録せねばならず、負けた場合は勝者にその女性を辱められてしまうのだ。気弱な剣士シードは、幼馴染みである道場主の娘葉月と結ばれるために大会への参加を決意する。なんとか決勝まで進んだシードの相手とは兄弟子のビルナスで、そのパートナーはなんと葉月だった!
アニメーター中山岳洋が、ほとんどの主要な役職を兼任し制作されている。
ヨコハマ南方のとある島に住むフラ(ダンス)を愛しているカッパたち“フラカッパー”が主人公のアニメ作品。超おっとり系の竹田くんが、じいちゃん、しっかり者のメレちゃん、食いしん坊のカウカウくん、ライバルの笹くんらと一緒に、歌ったり踊ったりしながら楽しく過ごす日々をほんわかと描く。全78話のほか、特別版として第78話「おわかれかい」に視聴者考案のキャラクター映像を追加した「おわかれかい2 あたらしいおともだち」もあり。1エピソードは1分30秒で、KBS京都では週1話、そのほかのUHF局では週2話ずつ放送された。主題歌「フラカッパー」を歌うのは『となりのトトロ』の主題歌などで澄んだ歌声を聞かせる井上あずみ。
ここは宇宙の彼方のとある星。その地下にある秘密の宝物庫から、ありとあらゆる悪事が詰め込まれているという大事典が盗まれた!この事典が悪用されれば大変なことになる!そこで王子チックンが、盗まれた事典を取り戻すため、お供の者たちとともに悪者を追いかけ地球にやってきた。
チックンは、そこで出会った5人の女の子たちの協力を得て、悪者から事典を取り戻そうと頑張るが、チックンはまだ子供だし、お供の者たちはちょっぴり頼りないしでなかなか思うようにはいかないのであった。果たして、チックンは地球の平和を守り、無事、大事典を取り戻すことができるのか!?
見た目にも楽しいメカや登場人物、あらゆることが可能になるという不思議な事典が引き起こす奇想天外な事件の数々、遊び心の効いた楽しさいっぱいのファンタジーギャグアクション。
16~17世紀のスペインの作家ミゲルデセルバンテスサアベドラが著した寓話『ドンキホーテデラマンチャ』をベースとする活劇ギャグアニメ。愛馬のドシナンテを駆って東奔西走する騎士ドンキホーテ。今日も彼は従者のサンチョを付き添わせ、愛するドルネシア姫を探して旅を続ける。当のドルネシア姫はそんなドンを利用することさえいとわない狡猾な性格なのだが、愚直なまでに騎士道精神にあふれたドンはそんなことをまったく考えず、ただひたすら姫のために身をなげうつ覚悟だ。あぁ、ドンの想いは姫に届くのだろうか。本作の制作は国際映画社と葦プロダクションが担当。名アニメーターの金田伊功による作画アクションが暴走した第6話のビジュアルインパクトがつとに有名だが、現在はイラストレーターとして著名ないのまたむつみも本作の動画を数多く手がけていた。
大風を受けた気球に乗って遠方に飛ばされた女の子テンプルちゃん。その旅路を描くロードムービアニメ。若草村の少女テンプルちゃんは、ある日、大きな気球を見つける。だが弾みで気球とともに見知らぬ遠方の国へ飛ばされた彼女は、空から故郷への帰途を探る。テンプルちゃんの旅の仲間は、芸を披露する猿のタムタムら4匹の動物たち。テンプルちゃんの長い旅は続く。わずか45歳で他界したタツノコプロの創設者吉田竜夫が、死の寸前まで企画に関わった最後の作品。長い旅路を通じた主人公少女とゲストキャラとの交流劇に、吉田の狙いが込められている。吉田の弟子筋となる演出家原征太郎が師匠の遺志を受けて監督職を堅実に務めた。
1970年代スーパーカーブームの渦中に東映テレビ部が製作した、レーシング活劇コメディアニメの一本。自社の車の評価を上げるため、公式競技「国際障害レース」での上位入賞を狙う各自動車メーカー。その中でも有力な岬モータースに雇われた無名ドライバーリッキーこと風間力は、愛車「飛竜」で優勝をめざす。だが彼の前に、岬モータースのライバル会社ガッポリンモータースの契約レーサーオッカナビッチが鮫型マシン「虎鮫号」にて立ちはだかった。果たして勝つのは? 東映の発注で、アニメ本編をタツノコプロが制作したレーシングアニメ。タツノコの代表シリーズ『タイムボカン』を思わせるギャグセンスが評価を集めた。
景山民夫のダブルファンタジー(かげやま たみおの だぶるふぁんたじー)とは、1994年1月2日にTBS系列で放映されたテレビアニメスペシャル。
『死にぞこない係長』と合わせて、深夜アニメコンプレックス枠『おとなのアニメ』(2:31 - 3:40)内で放送された。
スタッフ
原作:景山民夫
監督:原恵一
制作:TBS、シンエイ動画