『西部警察』の後を受けて製作されたポリスアクションドラマ。当時人気のあった映画「ランボー」など、「傭兵モノ」の影響を受けた作風となっている。また、空前のバブル経済の時勢を受けて、登場人物たちも当時の流行ファッションに身を包んでいた。多様化凶悪化し、通常の警察力では対処困難な犯罪に対抗するため、警視庁上層部によって極秘裏に創設された機関が警視庁捜査第8班(通称:ゴリラ、G-8)である。指令は刑事部長から直接下され、いかなる事件にも介入できる権限ばかりでなく、メンバーには「グリーンカード」と呼ばれる殺人許可証が与えられ、彼らの命を賭した戦いが、ここから始まる。第1話は120分枠のスペシャル版。全46話。
「四匹の用心棒」シリーズ第3弾。天涯孤独の用心棒半兵衛。彼が備前宮川藩を訪れた時城下は騒然としていた。百姓一揆取締りの不手際の口実で領地没収の処断を受け、藩主丹波守は九州中津へと落ちていたのだ。次席家老兵衛の用心棒となった半兵衛は、兵衛を襲った藩士丈之進の妻と息子が九州へと向かう一行に加わる。その頃、藩の金蔵は空になっていた。実はこの宮川藩取り潰しは、老中水野忠邦が画策したもので裕福な藩の金が目当だったのだ…。
大正の頃。宇和島に住む漁師の伯父に育てられていた孤児の近藤ミネは、地元の名家大浜家の長男実と恋に落ちる。二人は出奔するが、九州に向かう列車の中で代議士暗殺事件に遭遇し、暗殺者の一味と間違えられて警察に逮捕される。出獄したミネは、獄中で出会った思想犯の小川つると共にカフェの女給をしながら実と愛の巣を構えるが、実は家族に連れ戻されてしまう。
実を追って宇和島まで戻ってきたミネは、家族に反対されて愛を貫くことの出来ない実の不甲斐なさに絶望し、海に身を投げようとしたところを、たまたま里帰りをしていた長田という男に助けられ、それが縁で長田の妻になる。
長田は、神戸港で荷役の人夫たちを仕切る大親分だが、新興のヤクザである岸本組は長田を快く思わず、客人の侠客田中清次郎を刺客に仕立てて、長田の命を狙おうとする。暗殺は失敗するが、清次郎は長田の妻となったミネの顔を...
青雲の志に燃える無頼の青年玉井金五郎は、恋女房のマンと一人息子の勝則を連れて、若松の港のゴンゾの親方永田杢次のもとに身を寄せた。二人は真黒になって働いた。そんなある日、幼い勝則が筏で流された。それを救ったのは、支那大陸の流れ者、銀五だった。駈けつけて来たマンを見て銀五は身ぶるいした。感謝の気持を表わすマンに死んだお袋のおもかげを見たのである。それからの生涯、銀五はマンを心ひそかにあこがれつづけていった。翌年の春。急に勢力を増した友田組が、永田たち連合組の荷役奪回を策し始めた。連合組の総師大庭春吉は受けて立つことを宣言。金五郎も、友田組を向こうに回して敵対の意を表した。ある日、金五郎は大庭に、永田組の後釜として「玉井組」の看板をあげるよう懇願されるが、永田の手前もあり辞退した。その夜、大庭に連れられて賭場に行った金五郎は、顔見知りの蝶々牡丹のお京と...
A humorous yakuza action melodrama with gangsters, drugs and that old comedy-standby, white slavery.