最新曲「HANG OUT!」も大ヒット、人気絶頂のロックスター本城裕二(三上博史)
その彼がある日、突然、コンサート会場で。
「今感動している。この気持ちをどう伝えたらいいのか。
オレができるお返しって何だろう。
それは、オレが今以上のオレになることじゃないか」
「だから、すべての活動を中止して、充電のため、ニューヨークに渡ろうと思う!」
そういい残して、突然、渡米してしまったのだ!!!
レコーディング、CM
もろもろの契約もすっぽかして、勝手にニューヨークへ旅立った本城裕二。
そして、2年。
空港に意気揚揚と降り立った本城裕二の姿が。
しかし、その2年の間に日本の音楽シーンは大きく変わっていた!
本城の新しいマネージャになったのは、白金葵(西田ひかる)
「夢を作るような仕事にたずさわりたい」と言っていた彼女。
...
職場結婚した山村雄介浩子の夫婦は結婚後すぐに転勤となり神戸から神奈川県内の社宅に移り住んだ。
社宅には浩子の新人時代の同僚だった角田久が妻と暮らしており、また、いくつかの隣人家族との付き合いもでき、それほど大きな軋轢もなく社宅の雰囲気になじむことができた。
しかし、自分の不注意が原因で噂が大げさに社宅中に拡がることや場合によっては住人のプライバシーを蔑ろにした社宅の規則などに嫌気が差し、マイホームさがしを始めるが、折からの地価高騰により物件の立地は当初希望していた東京や神奈川県東部を離れ始める。
ガラスの心を持つ天才詩人中原中也の悲しみに彩られた青春の日々をしみじみと描く。詩人中原中也と、新進作家の佐古瑛介。天才と自称する中也の天衣無縫さに振り回されながらも、瑛介は中也にひかれ、2人は厚い友情で結ばれていた。瑛介が中也の愛人須奈子を奪っても、その友情は変わらなかったが、瑛介が須奈子を捨てて他の女と結婚したとき、2人の友情は決裂する。新聞投稿でも好評だった。「十五日の関西テレビ『ロマンの果てII汚れっちまった悲しみに』を見て強い感動を受けた。中原中也の詩を題名におり込み、三十年という短い一生であったが、激しく情熱的だった彼の人生が描かれていた。詩人としてまわりの人や家族にさえ認めてもらえなかったが、それでも自分の道を進んで行った彼に真の人間らしさを感じました。
国際都市TOKYO。ドクターノグチ(三上博史)は、製薬会社で老人性痴呆症の新薬を開発中に偶然できてしまったドラッグを密かに持ち出し、製薬会社の老守衛(田村隆一)を実験台にして、さらに研究を進めていた。
その究極のドラッグ「トウキョウホリディ」の噂は様々なイメージによって広まり、そのドラッグに希望を見出す孤独を抱えた者達が、トウキョウホリディを手に入れようと世界中から東京に集まってきていた。病を抱え衰弱しているニューヨークの大富豪ウィリアムライト(エディコンスタンティーヌ)、その部下でパンク野郎のエルビス(ディックルード)、謎の中国女でエルビスの仲間のチャーリー(サンサライリー)、コロンビアの麻薬組織の殺し屋アントニオらである。
一方、ジミヘンドリックス狂のギタリスト少女ナーシア(川村かおり)は、所属するインディーズのロックバンド「イ...
黒猫と暮らす大学生の上杉透は、一年程前から毎週Mr.パイレーツの不思議な海賊放送を聴いていた。親友の明はコンピュータのプログラマーだが一風変わった男で髪は脱色し、服装は一年中変えることなく、また女に興味を示さなかった。透と明は少女漫画家のあすかと出会い、奇妙な三角関係が起こった。彼女は3人の関係を元にして「ホワイトエンジェル」という漫画を書いている。ある夜、透とあすかは、明の秘密の部屋をのぞいてみた。そこは観葉植物がおい繁り、椅子には全裸の少女の人形があった。明とあすかは共同でシミュレーションゲームのソフトを開発中だったが、仕事上の意見は対立していた。あすかは明を愛していたが、愛されていないのは感じていた。透は長田仁というテロリストの少年と知り合い、“ビュルガーブロイケラー”という店に行った。そこには真里子という元全共闘のママと、ファッション喫茶で...